キッチンハウスとは
キッチンハウスはオーダーメイドシステムキッチン専門メーカーです。
セミオーダー(ベーシック)とフルオーダー(オートクチュール)の2パターンありそれぞれ内容、価格が異なります。
また、姉妹ブランドとしてグラフテクト(GRAFTEKT)があります。グラフテクトは決められた選択肢の中から選ぶパッケージ型になっています。
キッチンハウスの歴史は意外と深く、1975年創業です。
特徴としてエバルトというキズや汚れに強い高機能素材を使用している点、1つ1つ手作りしているため品質が高い点、Instagram等でも見かけるとおり高いデザイン性があります。その評価の高さから多くの著名人のキッチンにも採用されています。
住友林業×キッチンハウスの位置づけ
上記「キッチンハウスについて」に記載のとおり、キッチンハウスでもフルオーダー、セミオーダー、パッケージ型があり、それぞれ価格も異なります。
住友林業×キッチンを含めた位置づけは下表のとおりです。住友林業×キッチンハウスは価格的にも特徴的にもセミオーダー(ベーシック)に近いのではと思います。
種類 | 価格 | 特徴 |
---|---|---|
フルオーダー(オートクチュール) | 税込385万円~ | デザイン、レイアウト、アイテム全てを自分で選択するフルオーダー。 |
セミオーダー(ベーシック) | 税込198万円~ | キッチンを構成するパーツ、サイズ、レイアウトについて、キッチンハウスが厳選したラインナップから選択する。 |
住友林業×キッチンハウス | 税込181.5万円~ | 下記にて詳細を説明。ベーシックと似ている。 ※値段はキッチン+カップボード |
グラフテクト(GRAFTEKT) | 税込137.5万円~ | 11種類のレイアウトから選択。 |
住友林業×キッチンハウスの内容
では本題の住友林業×キッチンハウスの内容について記載していきます。
キッチン本体
キッチン本体の素材・色
エバルト(標準仕様)
キッチン本体の素材はエバルトが標準となっています。
このエバルトは「汚れがつきにくい」「キズがつきにくい」「水につよい」「熱につよい」「衝撃につよい」「掃除がしやすい」という特徴があり、とてもキッチンに向いている素材です。ヨーロッパで人気の素材だそうです。
色のバリエーションもとても豊富で全29種類から選択できます。
カタログの写真だと細かい部分までは分かりにくいので最終的にはショールームで実物を見て決めたいと思いますが、濃い系の色が好みなのでベトングレー、メルクリオ、フォルテべトンあたりが気になっています。
フェニックス(提案仕様)
エバルトの他にフェニックスという素材を選ぶことが可能です。ただし、このフェニックスは提案仕様となっており、追加費用が発生します。
フェニックスはイタリアで開発された新素材で微細な凹凸をつけることで光を乱反射させマットな仕上がりになっています。
表面は指紋がつきにくく、ソフトで滑らかな仕上がりになっています。また、自己修復機能があり浅い傷であれば熱を加えることで修復できるとのことです。
こちらのフェニックスの素材は様々な部分に採用することができ、その場所によって追加費用が発生します。
ワークトップのデザイン
ワークトップのデザインを11ミリの薄型と40ミリの厚型の2種類から選択可能です。
11ミリの薄型の場合はすっきりした印象になります。サンプルはこんな感じです。
40ミリの厚型は重厚感があり落ち着いた印象になります。サンプルはこんな感じです。
把手の色・デザイン
把手は5種類のデザインから選択可能で、それぞれのデザインの中で2~3種類の色のバリエーションがあります。
四角いシャープなデザインのものから丸みのあるものアンティーク感があるものとあるので好みのものを選べます。
キッチンのレイアウト
キッチンのレイアウトは「デュエ」「ペニンシュラ」「アイランド」の3種類から選びます。
それぞれの特徴は以下のとおりです。なお、価格は3つどれを選んでも同じです。
デュエ
デュエはシンクとクッカー(コンロがある部分)を別々にしたタイプです。
作業スペースや収納の大きさや2人同時作業、におい漏れの面でメリットがあるようで住友林業×キッチンハウスのカタログの中でも結構プッシュされていました。
ペニンシュラ
ペニンシュラはキッチンの片方が壁に面したタイプです。
アイランド
アイランドはキッチンのどの部分も壁に面しておらず独立したタイプです。
そまりん夫婦はLDKスペースの都合もあるため、ペニンシュラを導入する方向で検討中です。
ワークサイド
キッチンのシンク下の収納は「2段引出し」「2段+内引出し+インナーダストボックス」「オープンスペース」3種類から選択可能です。
収納を重視するのであれば「2段引出し」、ごみ箱などを置きたいのであれば「オープンスペース」、その中間が「2段+内引出し+インナーダストボックス」になっています。
そまりん夫婦はシンク下にごみ箱や生ごみ処理機の設置を検討しているのでオープンスペースにしようと考えています。
クッカー下の収納は「2段引き出し+スパイスラック(小)」「2段引き出し+スパイスラック」から選択可能です。
スパイスラックの大きさと収納の引出しの大きさが変わってきます。そまりん夫婦はスパイス・調味料をたくさんおきたいので「2段引き出し+スパイスラック」が良いかなと思っています。
キッチンのサイズはタイプによらず3種類(幅が1850、2150の2種類、2150の場合は食洗機のサイズが450mmか600mmのパターンがあります。)から選べます。なお、どのサイズを選んでも価格は一緒です。間取りの都合上ゆるされるのであれば大きいものにしたいですね。
デュエはシンク側は3種類とキッチン側は2種類のサイズから選べます。
ペニンシュラ、アイランドの場合は3種類(幅が1850、2150の2種類、2150の場合は食洗機のサイズが450mmか600mmのパターンがあります。)から選べます。
ダイニングサイド
キッチン本体のダイニングサイドは標準は「パネルタイプ(収納なし)」「張り出しカウンター(収納なし)」の2種類、オプションで「ダイニング収納」が選択可能です。
ダイニング収納のオプション費用は15万円(税込16万5千円)です。そまりん夫婦がLDKの収納量を確保するためにダイニング収納を採用する予定です。
トップカウンター
こちらはオプション(プラス7万5千円(税込8万2500円))になりますが、トップカウンターを設置することが可能です。
ちょっとした物置きにしたり、バーカウンター的に使っても良さそうですね。
キッチン収納
包丁差しはシンクしたの収納タイプによって下記2種類のいづれかが自動的に選択されます。
その他、キッチン、カップボードの収納用のオプションが様々あります。ただ、こちらの収納内の仕切り等については個人で購入されても良いかもしれません。オプションだとどうしても割高になってしまいますし。
シンク
シンクは「スクエアシンク」「ポケット付 ステンレスシンク」の2種類です。水切りプレートやカッティングボードを付ける場合はオプションになります。
水栓
水栓については標準で混合水栓か浄水器一体型水栓のどちらかが選択可能となっています。
混合水栓の場合はハンスグローエ製のスタンダードモデルが標準となっており、「節湯モデルへの変更」「メタルブラックへの色の変更」「タッチレス水栓(クロムとマットブラックの2色)への変更」はオプションになっています。
浄水器一体型水栓の場合はクリンスイ製のストレートモデルが標準となっており、「スタンダードモデル(クロム、メタルブラックの2種類)への変更」「タッチレスモデル(クロム、マットブラックの2種類)への変更」はオプションになっています。
また、浄水専用水栓を追加で設置するオプションもあります。浄水専用水栓を設置する場合は混合水栓と2つ水栓を設置することになります。
そまりん夫婦は浄水専用水栓の追加とタッチレスモデルを導入予定です。タッチレスモデルのマットブラックがとてもかっこよさそうですが、浄水専用水栓の色にマットブラックが選べなさそうなのでクロムになるかなぁという感じです。
クッカー
クッカーはガスコンロとIHクッキングヒーターの2種類です。
ガスコンロはリンナイ製のスタンダードモデルが標準となっており、ハーマン製の機能充実モデルがオプションになっています。
そまりん夫婦はハーマンの機能充実モデルか、個人支給で高火力コンロを検討しています。
IHクッキングヒーターは日立製のスタンダードモデルが標準となっており、「日立のオーブン機能付モデル」「パナソニックの3口IHモデル」「アリアフィーナの3口IHグリルレスモデル」がオプションになっています。
レンジフード
レンジフードはTAJIMAレンジフードのスタンダードモデルが標準となっており、「アリアフィーナの鵜ヴィンテージテイストモデル」「FUJIOHの同時給排モデル」「アリアフィーナの機能充実モデル」がオプションになっています。
「TAJIMAレンジフードのスタンダードモデル」「FUJIOHの同時給排モデル」「アリアフィーナの機能充実モデル」については、フード連動機能のあるクッカーを導入することで加熱器とレンジフードの連動が可能です。
食器洗い機
食器洗い機は住友林業×キッチンハウスの中でも気になっている方が多いのではないでしょうか。
海外製の大容量食洗器がお得な価格で導入できる点が一番の魅力ですよね。
食器洗い機はリンナイのスタンダードモデルが標準となっており、「パナソニックの深型モデル」「ボッシュの大容量モデル(45cm幅)」「ボッシュの大容量モデル(60cm幅)」がオプションになっています。
なお、ボッシュの食洗器は後日納品対応ということで在庫が確保されしだいの納入予定となっています。こちらについてはそまりん夫婦も担当営業の方から契約前の段階から後日納品対応になることを伝えられています。納入されるまでは収納スペースになるとのこと。
そまりん夫婦もボッシュの導入予定なので早く資材調達や物流の状況が落ち着いて納品されることを願うばかりです。
ダイニングテーブル
ダイニングテーブルはサイズ3種、形状3種、配置タイプ3種から選びます。なお、どの組み合わせにしても一律14万円(税込15万4000円)のオプションアップです。
サイズアップしても同じ値段なのはお得感がありますね♪
サイズは以下の3種類です。幅と高さは同じで長さが30cmずつアップしていきます。
※値段は同じです!
- W1500×H720×D900(約4人掛)
- W1800×H720×D900(約6人掛)
- W2100×H720×D900(約8人掛)
形状は以下の3種類です。
メタルレッグ
アーチレッグ
センターレッグ
テーブルの配置方法は以下の3種類です。
フリー独立型
一般的な配置方法ですね。
ストレート連結型
キッチンにテーブルを連結させたものです。キッチンに連結しているので配膳が楽というメリットがあります。ただし、連結しているのでレイアウトの変更ができないので要注意です。
ストレート切り欠き連結型
テーブルの一部をキッチンに埋め込んだものです。デザイン性が高くおしゃれですね。
特徴はストレート型に似ています。
※キッチンを張り出しカウンターにした場合はこのタイプは選択できないのでご注意ください。
カップボード
カップボードは「フルセパレート」「ハーフトール」「フルトール」の3種類から選べます。
フルセパレートの場合は上の棚を標準タイプ(横開き)とフラップアップタイプ(上開き)から選べます。
カップボードの間に空間があるので圧迫感がなくなったり、下のカップボードの上におしゃれな家電を置くことができます。フラップアップタイプの場合は上に小物を置いたりもできますね。
また、下の部分はエバルト、上の部分は木にして違う素材にできたりもします。
ハールトールはフルセパレートとフルトールを組み合わせたタイプです。収納力を確保しつつ一部は見せる家電を置きたい場合に良いかと思います。
スライド式の棚収納もあるので炊飯器などの上記を発する家電はこちらに置くのが良いですね。
フルトールはカップボード全体が収納棚になっています。他のタイプに比べて多少圧迫感は出てしまいますが、収納力は抜群です。また、家電等を隠すことができるのであまり生活感を見せたくない方におすすめです。
なお、どのタイプにもダストボックス用にオープンスペースがありますが、こちらは「オープンスペース」「開き扉」「ダストボックススペースなし」が選択できます。シンク下にダストボックススペースを作る際は収納スペースに変更可能です。
カップボードのサイズアップ
カップボードの標準サイズは1850mmとなっていますが、こちらサイズアップが可能です。
※さすがにこちらは有料のオプションになります。
サイズ | オプションアップ金額 |
1850mm | 標準仕様 |
2150mm | +40,000円(税込+44,000円) |
2450mm | +80,000円(税込+88,000円) |
2600mm | +100,000円(税込+110,000円) |
2750mm | +120,000円(税込+132,000円) |
その他のオプション
その他、キッチンパネルやコンセント、吊戸棚下LED照明もオプションとなっています。
コンセントの設置位置は工夫したいところですね。
以上が住友林業×キッチンハウスの仕様となります。キッチンハウス自体の導入に追加費用がかかるのでどこまでオプションを入れるかは悩ましいところですが、我が家の中ではキッチンは優先度が高いものですので満足のいくキッチンにしたいと思います。
そまりん夫婦が家づくりを進めるにあたって参考にしているブログです。もしよろしければこちらもどうぞ
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