今回は間取りプラン案と合わせて提示いただいた見積金額について記載します。住友林業で家を建てるといくらかかるの?坪単価は?と気になる方も多いと思います。詳細な金額は伏せますがその辺りについても記載していますのでご参考にしてください。
坪単価の考え方について
坪単価というと家の価格の基準になると考えている方が多いかと思います。実際にそまりん夫婦もそうでした。ネット等で住宅メーカーごとの坪単価を調べて、A社は高いんだなぁと思ったりしていました。
ただ、いざ自分が家の見積を見て坪単価を考えた際に、坪単価には大きく2種類の考え方があることが分かりました。
①坪単価=本体価格/延床面積
住宅の本体価格を延床面積(※1)で割ったもの。
※1…建物の各階の床面積を合計したもの。ただし、ベランダやバルコニー、ビルトインガレージ、吹き抜けの上階部分、玄関ポーチ、屋根裏収納など、一定の基準によって延べ床面積に含まれない部分がある。
②坪単価=本体価格/施工面積
住宅の本体価格を施工面積(※2)で割ったもの。
※2…施工(工事)をする面積を合計したもの。上記※1では対象に含まれなかったベランダやバルコニー等も施工面積に含まれます。
基本的には「延床面積<施工面積」の関係となり、延床面積と施工面積のどちらを基準にするかによって坪単価も変わってきます。
実際にそまりん夫婦の場合、延床面積は29.10坪で施工面積は34.22坪のため5.12坪の差があります。
仮に本体価格を3,000万円とした場合どの程度違うのかシミュレーションしてみましょう。
①延床面積基準の場合
3,000万円/29.10坪=103.1万円/坪
②施工面積基準の場合
3,000万円/34.22坪=87.7万円/坪
その差なんと、15.4万円!思ったよりも大きいですよね!
ですので坪単価の金額についてはそのまま鵜呑みにせず、その意味合い、中身まで見て判断することをおすすめします。
ちなみに住友林業の場合、2021年4月に坪単価が上昇したと言われていますが、これは標準仕様の内容がグレードアップしたことが影響していると言われています。人気のある提案仕様(オプション)について標準仕様に含まれるようになりました。
提案仕様(オプション)は本体価格に含まれないため、坪単価の計算対象になりません。ただ、提案仕様(オプション)を付けると結局は建物の価格は高くなるので坪単価が上がることが必ずしも家の価格の上昇につながる訳ではないということです。
ただ、ここ最近の資材不足による上昇は家の価格上昇に直結しそうですが…
見積金額について
気になる見積金額ですが、以下の通りとなりました。詳細な金額および割引金額は伏せさせてください。
・本体価格:約3,100万円
・オプション:約460万円(キッチンハウスの173万円含む)
坪単価ですが、以下のとおりとなります。(図らずとも事例の金額と近しいものになりました。)
①延床面積基準の場合
3,100万円/29.10坪=106.5万円/坪
②施工面積基準の場合
3,100万円/34.22坪=90.6万円/坪
見積書(資金計画書)には施工面積34.22坪と記載されていたので、90.6万円が坪単価としては適切な気がしますね。
その他に値段にちょっとびっくりしたのが外構・造園工事の費用です。なんと、約460万円でした。想像の1.5倍くらいの金額でした。
緑地率のための樹木やウッドフェンスが価格上昇に貢献してそうですが、その辺りは見積明細をチェックかなと思います。
住友林業の外構は住友林業緑化が担当していますが、見積明細の内容を見てもやっぱり高すぎると判断した場合は別の外構業者にも見積を取ってみるのもありかなと思います。
ただ今のところまとめて住友林業にお願いする方向で考えています。
オプションの内容や金額についてはまた別記事で紹介したいと思います。
そまりん夫婦が家づくりを進めるにあたって参考にしているブログです。もしよろしければこちらもどうぞ
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